気になる話し その3
広告業がそれ自身として確立されて、まやかし、インチキ、誇大宣伝というイメージから脱しはじめたのは、アメリカでも名高い天才的宣伝屋フィニアス・T・バーナムの出現後、80~90年経ってからです。
バーナムは1835年に、初代大統領ジョージ・ワシントンの看護婦で161歳と称する老婆をニューヨークのショーに出して、最初の大ヒットを飛ばしました。
以来彼はショーマン、サーカスの興行師としてアメリカ中の人気をさらったのです。
ちなみに、この老婆はショーの途中で80歳で死んだといいます。
他方では、ブランド・イメージ創造の草分けであった、いわゆる特許薬が、19世紀はじめには大手薬品メーカーから全国市場向けに売り出されていました。
彼らは直接に消費者に対し、きわめて魅力的なメッセージを伝えましたが、これはアメリカでもはじめてのことでした。